高齢の現実

身体能力の低下・・ 筋力が衰え、今まで当たり前だった暮らしが維持できなくなる 。鉛が入っているように体が重く、何をするにも持久力がなくなる。骨を支える軟骨もすり減り、痛みとの共存の日々となる。 

聴力・視力は年齢相応に低下する。 特別な目の病気がなくても、視界はぼやけ、細かい仕事には適さなくなる。 耳は電子音などの高音が聞き取れなくなったり、音の分解能が落ちて、聞き取りが悪くなる。 

     

  ◎行動半径が急激に狭くなって、楽しみが少なくなる。
    だから・・・極力目的を作って外に出よう。

  ◎体力の低下 重いものが持てなくなり、家の中のものでも移動が難しい。
    でも・・・ 無理しない程度に体を使おう。    

  ◎病気や死が身近になる。
    だから・・・怖がらずに受け止めよう。

       ◎どちらかが先に逝くと、残された者が悲しみに打ちひしがれ、急に老化が進むことがある。

    でも・・・命のある限り小さな目的を作って生きよう。

       

いつも掃除だけはちゃんとやろうと頑張っていたはずなのに・・

 「こんなにクモの巣が!」

 「ここカビが生えてるよ!」なんてことに~。

電子音が聞き取れない・・

 「携帯鳴ってるよ!」

 「お留守でしたか?ブザーならしたんだけど」なんてザラ!

物忘れ対策・・

 「カレンダーの書き込み」

  「携帯のメモ」は欠かせない


 

大切なことは『自分の能力の衰えを受容すること』

・・・今までと同じ生活にしがみつかず、今までの生活を変化させ、それに適応していく柔軟さを保つことが一番重要。   

  ≪やれなくなったときは考え方を変えよう≫

自宅での生活に拘らず、入所でもなんでも受け入れる柔軟性を持ちたい。

今まで沢山楽しませてもらった!!若い人のやることを楽しみながら眺めよう!今出来ることで他者を支えよう!今持っている力に感謝しよう!  などなど