夜空

夜空 · 28日 3月 2019
夜空 · 30日 1月 2018
 寒い冬は月の光も寒々と冴えわたる。満月の光に照らされた夜の庭はまるで舞台のような華やかさ。 臥し待ち月、立待ち月と日を重ねると月の出は遅くなり、やがて昨夜の夢のようなほのかな残月が朝の光の中に浮かぶ。   ☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆  昔から月への想いは多くの文や歌に綴られている。 「月見れば千々に物こそ悲しけれ  わが身一つの秋にはあらねど」 「あまのはらふりさけ見れば 春日なる三笠の山にいでし月かも」  異郷でふるさとを偲ぶ切実な思いが心に沁みる。  音楽の世界でもドビッシーの「月の光」ベートーベンの「月光」 いつ聞いても心ふるえる旋律。  ☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆ 歳月という時の違いはあっても、人は皆同じ月を眺めているのだと思うと感慨深い。
夜空 · 14日 12月 2017
「ふたご座流星群」のニュースにあるように、昨夜は星がとても綺麗に見えていた。まず目につくのは「オリオン座」「ふたご座」のカストルとポルックス。「おおいぬ座」のシリウス。「ぎょしゃ座」のカペラ。昔ははっきり見えていた「すばる」は幽かな星の固まりでそれだと判る。 歳をとって目が悪くなったのは悲しいが、寒さはさておき、星空を眺めていると歳を忘れる喜びがある。