日本には本当に沢山な温泉がある。
上信越にも昔からの隠れ湯が、長年湯治場として続いている。貝掛の湯・馬曲温泉・万座温泉・草津温泉・・・
昔ながらの混浴が健在の法師温泉。(女性にはちょっと敷居が高い)
宝川沿いに、いろいろな露天風呂がある宝川温泉。
唄にも歌われた草津温泉の湯畑は観光イベント。
あたたかいお湯にゆったりと浸かっていると、「生きている!」という実感が湧いてくる。
日本は南北に長い上に、四季がはっきりしているので多様な風景が楽しめる。
しかも周りがすべて海なので、海岸線も多様、湘南のおしゃれな海辺から、寂しいけれど最高に美しい越前や石見の海。
松島や浄土ヶ浜、九十九島などの島めぐり。
山も富士山から始まって、壮大な富山から大町に抜ける立山アルペンルート。上高地のさわやかな遊歩道。
本式の登山が出来なくなっても、山岳バスやリフトなどで山の空気が味わえるのが嬉しい。
リフトで登っただけで千畳敷カールでは様々な高山植物に出合える。季節を選べば利尻礼文でもいろいろな花に出合うことが出来る。
平和で豊かな日本の老人は最高に幸せ。
乗り物も日本は最高。
私はツアーの形で参加することが多いが、バスもゆったりしていて最近はトイレ付や足元ゆったりなど素晴らしいバスが多い。
電車も新幹線はもちろん、地方の特急や観光列車も面白い。菜の花の季節に乗ったいすみ鉄道ものどかで楽しかった。
航空機も国内は、ほどほどの時間なので全く負担にならない。
船・・・海が荒れると怖いけれど、あの見渡す限りの海と空、大きな波・自然の壮大さ・・厳粛な気持ちで目をそらすことが出来なくなる。そしてまた乗りたくなる。。そんな乗り物・・・
そして・・・・いつか動けなくなる日が来るだろう。
それも受け入れなければ・・・
そうありたいと願う。